あいち幻想入り展レポート。

令和2年12月11日~13日に名古屋市の市民ギャラリー矢田で開催されたあいち幻想入り展に出展させていただきましたレポート。幻想入り展は今回で二回目の参加でございます。

f:id:icomikitomoe:20201215182445j:plain

幻想入り展は東方projectの世界観を表現した写真を展示しようという展覧会。小説やイラスト・漫画が東方の同人の作品としては一般的ですが、写真というのはなかなか無い。その理念に共感して、2019年から何かと関わらせていただいている写真展であります。

 

70にも及ぶ作品が壁一面に飾られる様は圧巻の一言。どれも幽玄で、儚げで、東方の風景を想起させる写真であることに間違いはありません。

f:id:icomikitomoe:20201215180358j:plain

開期中は来場者さんが次々と来てくださいました。それぞれ写真が趣味であったり、東方が好きであったり、カメラの構造が好きであったり...同好の士と語り合えるというものは本当にいいものです。

f:id:icomikitomoe:20201215194835j:plain

幻想入り展では特殊なカメラを持った人たちが見せ合うという独特の風習があります。

f:id:icomikitomoe:20201215133324j:plain


今回は拙作「酉京都日日新聞」と「裏封紙葉」も展示させていただきました。

どちらもそれなりの評価をいただけたようでありがたいです。

 

どちらもSNSに写真が上がってしまっておりますが、できることならあなただけが知っている作品でありたい。作者名も「アレ作ったヤツ、何てペンネームだったかなぁ…」と忘れてしまう存在でありたい。その稀薄さこそがいいのではないでしょうか。そんな思いを込めて製作しました。

 

今回の写真展は創作欲を刺激させてくれました。この発想は私にはない、こういう撮りかたがあるのかぁ…と。本当に勉強になります。また、企画展の方も本格的に同人誌製作も進めていきたいと思わせるものでした。また次回があらば、よろしくお願いいたします。