東京のど真ん中に鎮座する巨大な森。その敷地は大正時代から続く神社であります。
お正月になると毎年訪れてお世話になっている場所です。今年は流行り病の所為か、いつもとだいぶ様子や雰囲気が異なります。毎年参拝客でごった返す参道も封鎖されて人っ子一人おりません。
ここの神社の魅力は何と言っても夜にあります。冬は日が落ちるのが早いですから、閉門間際ともなればここが東京とは思えぬほど真っ暗になります。
手入れのされた木々が織りなす、高いトンネル状の参道は、少ない灯籠の光に照らされて何とも雰囲気が良いのです。
某氏のカレンダーを手に入れて影響を受けて撮った写真。なかなかああうまくは取れないもの。
誰も見てもらえずとも仕事をこなせる大人になりたい。
彼の仕事はきっと孤独なのです。
来年こそは、今まで通りの日常を。そんなことをお願いして帰りました。
